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彼等の話しを聞いていると、なんだか面倒臭い連中の様に聞こえた。
「…これは、面倒臭い事になる前に、立ち去った方が良いな」
「え?あきらやキツネにバイバイしないの?」
「バイバイはしない」
「匡灯様、失礼ですが。それは人として如何なものかと思います。挨拶は大切ですよ。神様もよく挨拶しない者には福など来ないとまで言っていました」
「…俺は…、福など来なくても構わん。面倒臭い事はしたくないし、関わるのもごめんだ」
「匡灯様」
「神様は!人にはエニシってのがあるって言ってた!大切にしなきゃって!」
「…何故、そこまで俺を引き留める?」
「バイバイしなきゃ悲しいよ」
「また会えるって約束事をしたいです」
「アスマ、ランドウ……」
彼等2体は大切な者を失う辛さを知っていた。
だから、匡灯に繋がっている事を伝える。
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