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一方でアスマはずっと首を傾げていた。
「アスマは友達にならないの?」
おそがアスマに伝える。
その言葉にもアスマは首を傾げる。
「アスマさん?」
「どうしたアスマ?」
こう言う事には1番にテンションを上げて率先するアスマが珍しく、俺もランドウもアスマに訊ねる。
「おかしいよ。みんなおかしい!」
「なにがだ?」
「ランドウの言う友達の意味、匡灯様の言う友達の意味!」
「?なにか間違っているか?」
「キツネの言う意味もおかしいよ!」
「え!俺間違った事言った!?」
驚く赤狐のおそ。
あきらは悲しさを強める。
「アスマさんは、あきらさんと友達になりたくない、と言うことですか?」
「だって…、俺、頭悪いから、わかんない」
アスマに自覚症状があるのに驚く。
「アスマさん、あきらさんと友達になりましょうよ」
「だから違うって!友達にはもうなれないよ!」
アスマの言葉は不安定なあきらに突き刺さる。
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