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あきらに友達だった、とアスマは伝えた。
しかしあきらの返事は、疑問の疑念だった。
「どうして?アスマの考えは…己等にはわかんないよ。己等たちは、今日あったばかりだよ…それでも友達なの?」
「?だって傍に居たいのに、友達じゃないの?」
「……」
「あきら、俺達は互いにまだ解り合っていない。だが、それでもアスマや俺達はお前を選ぶ」
何故かと言われても、そんなものわかるわけない。
答えなど出ない。
「フッ」
「匡灯様?」
「解らないからこそ、友達になるのではないか?ん?違うか?」
結局のところ、俺も友達など持ったことも無いし持ちたいとも思ったことはないから解らない。
「あきら!友達!」
アスマがあきらに元気に言う。
「あきらさん、オレ達と友達になってください」
ランドウは笑顔をあきらに見せる。
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