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ランドウを終わらせて、次は俺を見る金色の狐。
「……大変だな」
『そうでもないよ』
「……」
俺が労い(?)の言葉を伝えるが、難とも無いと金色の狐は答えた。
儀式は無事に終えた。
「これでたくさんお話出来るってことでしょ?」
「そうですね。アスマさんはなにをお話するんですか?」
「もふもふしていいか聞くの!」
アスマは元気に白銀の獣に近く。
「もふもふしていい?」
「……」
「?もふもふしていーい?」
「……」
アスマの問いに白銀の獣は返さなかった。
まぁ、身体を触って良いかと訊ねられても困るのも解らなくもない。ので俺はアスマの頭を撫でる。
「アスマ、白銀は困っているからまた今度にしたらどうだ?」
「……じゃあランドウにする!ランドウ!」
「……今は人型ですよ?アスマさん」
「……ぶぅっ!」
ぶうたれたアスマだった。
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