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向かい合わせに一人で座っていた匡灯が眠りから覚めた。
「…なんだか、騒がしいな?」
「あ!匡灯様おはよう!」
「匡灯様、お身体は平気ですか?」
「?ああ、なんともないが?どうした?」
「いいえ!匡灯様がなんでも無いなら良いです!」
「…俺はどれくらい寝ていた?」
「そんなには寝ていません。数分です」
「そうか。…あきら達は、そそろそ現れるか」
「もふもふ来る?」
「いや、さすがにどうだろうな?」
匡灯が首を傾げていると、喫茶店の扉が開きベルの音が聞こえた。
「来店して来たようだな」
「ん?誰の話?」
「あきらさんですよ」
「あきら、もふもふ!」
「あきらさんはもふもふしていませんよ?」
「もふもふ来る!」
「そうだな。あきらが白銀の獣を連れて来るだろう」
「もふもふ!」
はしゃぐアスマを宥めるランドウ。
そこで彼等、あきら達を目にした。
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