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あきらが白銀の獣を連れて来たのは解るが、何故か赤狐までもが一緒に居た。
そして、何故か白銀の獣に擦り寄られた。
赤狐とあきらの会話が聞こえてきたが、これはマーキングと言うものらしい。
「臭いということか…」
「オレ達、所々焦げていますからね」
「焦げ臭い!」
人間には解らないが、動物的嗅覚だとたぶんかなり臭いのだろう。
「白銀、俺が臭いことは理解した。お前に臭いが移ってしまう、身体を擦り付けるのをやめるんだ」
「……」
そうこうしていると、赤狐が注文した物が運ばれてきた。
「獣、お肉食べるの?」
アスマが白銀の獣の食べ物を見ていた。
「アスマ、さっき食べただろう」
「食べた!でも美味しそう!」
「……なら注文するか?」
「平気!お腹すいてない!」
アスマは笑顔を俺に見せた。
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