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俺は話を変えることにした。
「ところで何故、赤狐がここに居るんだ?」
「居ちゃダメなの?」
「いや、ダメという訳ではないんだが。少しだけ気になった」
「俺はね、遊びに来たんだよ」
「遊びに?…そうか、成る程」
遊びに来ているのであれば、深くは追求するのもバカらしい。
「キツネ!」
「アスマさん、キツネさんの名前はおそさんですよ」
「おそ?おそ、はどうして遊びに来たの?」
俺が聞かなくてもいいと思ったことをアスマが訊ねた。
「どうして?」
赤狐がアスマに訊ね返した。
「おそは暇なの?」
「え?」
「アスマさん?」
「暇だったら遊ぼう!俺も遊びたい!」
アスマは力を使っていない分、元気が有り余って居るようだ。
「匡灯様いい?」
「一旦家には帰るぞ。臭いらしいからランドウも風呂に入れたいしな」
「じゃあ、お風呂終わったら遊ぶ!」
「…赤狐がそれで良いならな」
と、赤狐に丸投げした。
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