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アスマが訊ねた赤狐の答えはイエスだった。
話が纏まって良かったな、とアスマの頭を撫でる。
「なにして遊ぼうかな?人間の遊び、だるまさんが転んだかな?」
「ふふっ。アスマさんはその遊びが好きですからね」
アスマとランドウには俺にも解らない2体だけの世界が存在している。
それは、神社で神と一緒に過ごしていた時間だ。
「匡灯様はだるまさんが転んだってやってくれないから、キツネならやってくれるよね!」
「お?あぁ、うーん。いいけど」
今のアスマの質問は、反対意見を求めていない質問の仕方だった。
「獣もやるよね?あきらも!」
「あ、己等もすか?もちろん、いいすよ」
「やったー!」
「…なんだか、子守みたいだな」
「いえいえ、遊ぶなら大勢の方がいいと思うすよ」
「そうか?まぁ、なんにしろとりあえずここの会計を済ませて来る」
と言って匡灯は、会計をしにレジに向かった。
「ランドウのしたい遊びもしよう!」
「え、オレのですか!?」
アスマはニコニコとランドウに話し掛ける。
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