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何故、俺があきら達の食事代までを支払ったのか、疑問が出ているだろう。
あきらは支払い分は出すとまで言っていたぐらいだ。疑問になるのは当然だろう。
「あきら、大した額じゃないから気にするな。どうせ使い道も無かった金だ」
「匡灯様、お腹出てないのに太っ腹って言われた!」
「……」
俺はアスマの頭を撫でる。
「匡灯様?なんで頭なでなで?」
「なんとなくだ」
「匡灯様のなでなで、俺大好き!優しいから!」
「そうか?」
俺は自分の手の平を見た。
というか、たまに自分でも無自覚にアスマやランドウの頭を撫でていることがある。
「少し気をつけるか…」
「匡灯様、なにを気をつけるの?」
「なんでもない」
こんな会話の間に、あきらは食べていたアイスを完食するのだった。
「お外で遊ぶぞー!」
アスマがはしゃいでいた。
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