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喫茶店から匡灯の自宅へと場所を移動した。
アスマはさっそく遊ぼうと声を掛ける。
しかし、匡灯とランドウは汚れた身体を綺麗にするべく浴室へと移動した。
その際にはアスマをあきら達に任せる形になった。
「うーむ…」
「匡灯様?どうかしましたか?」
上着を脱ぎ上半身裸の匡灯は備え付けられた鏡に自身を映して唸っていた。
それをランドウが疑問視し訊ねた。
「知らない間に、痣が付いている」
「あ、本当ですね。先程の店で憑かれていましたから、それかも知れません」
「疲れていたのか…。油断だな」
「…オレやアスマさんが居ます!」
「?」
「ですから、安心してください!」
「…フッ。魔よけのランドウに言われると心強いな」
ランドウが必死な表情で訴えるので匡灯はそんなランドウに笑みを見せた。
「さて、風呂だ。ランドウ洗ってやる」
「は、はい」
ランドウは元の狛犬の姿になり、匡灯の手で身体を綺麗に洗われた。
「犬を飼ったことはないが、こんな感じだろうか?」
「!?匡灯様!オレは犬じゃないです!」
「暴れるな、泡が付く」
意外に楽しそうな匡灯だった。
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