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ランドウと匡灯のお風呂タイムはとりあえず終了した。
アスマをいつまでも自由にしていると面倒を見ている者達に悪いという匡灯の配慮だ。
「だーるーまーさーんーが、転んだ!」
赤狐のおそ松は軽快な声を出しつつ後ろを振り返る。
「……」
おそ松の目の前数㎝に白銀の獣が迫っていた。
「えっと…。これは…」
次のターンでおそ松はエンドになるのは確実だ。
「キツネ、次で終わるぞ?」
「あ、匡灯様!ランドウ!」
匡灯とランドウの登場でアスマはその場を動いた。
「あ、アスマ動いたぞ!」
「ちょっときゅーけい!」
アスマは鬼役のおそ松に近付いていた匡灯とランドウに近寄る。
「ランドウあわあわのニオイになったね!」
「もう焦げ臭くないですよ」
「うん!焦げ臭くない!」
匡灯は近くに迫っている白銀の獣を目にした。
「獣は意外に本気なんだな?」
「うん!獣やる気!」
「そのやる気って殺るじゃないよね?」
おそ松が不安に声を漏らす。
そんなおそ松にランドウが笑顔で答える。
「だるまさんが転んだは子供の遊びですよ。怪我なんてしないですよ♪」
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