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「匡灯様もだるまさんが転んだやろうよ!」
アスマが匡灯に話し掛ける。
匡灯はそんなアスマに頭を撫でた。
「俺は見ているだけで良い。変わりにランドウを入れてやってくれ」
「ランドウもやる?」
「アスマさんみたく上手くないですが、いいですか?」
「ランちゃんが入るなら初手位置戻そう」
次のターンで終えてしまうおそ松が提案した。
「あ、オレはそれが終わってからでも」
「大丈夫!ランドウも獣も最初の位置に行こー!」
アスマに手を引かれるランドウと白銀の獣だった。
初期位置の近くに居たあきらは苦笑いだった。
匡灯が空を見上げた同時に、小鳥が空を飛んでいた。
「……」
「?匡灯?」
匡灯の顔が陰ったのに気が付いたおそ松が声を掛ける。
「なんでもない。飲み物を用意してくる」
そういって匡灯は家の中へ入って行った。
「……」
「キツネー!いいよー!」
「おそさん、どうかされましたか?」
「なんでもない!んじゃやるよー!」
だるまさんが転んだが再び始まった。
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