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匡灯が繰威を連れてその場に現れた。
「匡灯様!」
匡灯に駆け寄るアスマ。
「アスマくん、久しぶりだね」
「うん!」
「…匡灯、この人誰?」
おそ松が匡灯に訊ねた。
「コイツは、俺の幼なじみみたいな者で、名は繰威だ」
「はじめまして、繰威です」
繰威はにっこりとおそ松に笑顔を見せた。
その笑顔におそ松は、違和感を覚えた。
「奥に居るのが、あきらと…白銀だ」
「あきら、くんは人だよね?どうやって知り合ったの?」
「…色々あって出会ったんだ」
「ふーん?あきらくんと話をしても良いかな?」
「やめておけ。あきらは人見知りだ」
「…どうして、そんな子と仲良くしてるの?」
繰威の目線はずっと真っ直ぐにあきらを捉えていた。
「お前には関係ないだろう?」
「……」
匡灯の言葉に繰威は口を閉じた。
「繰威さん!お久しぶりです!」
ランドウが慌てて繰威に話し掛けた。
「……ランドウくん、匡灯と同じニオイがするね?」
「え?あ、先程お風呂に入りましたから…」
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