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「ランドウ!」
「あ、ッ……」
ランドウは突然頭上から現れた人の形をしたなにかに羽交い締めをされた。
「繰威!なにをするんだ!」
匡灯が声をあげる。
繰威は涙を流した。
「僕が匡灯を先に見ていたのに!匡灯が僕をのけ者にするから!」
「繰威!ランドウに付いているアレを撤退させろ!」
「匡灯は、僕よりもあの狛犬を取るの?」
「なにを…言っているんだ?」
「匡灯!ランちゃんが落ちるぞ!」
未だになにかに苦しめられているランドウを見ておそ松が叫ぶ。
「繰威、ランドウを解放しろ」
「匡灯が僕を選ばないなら、狛犬なんか知らないよ」
「なっ」
繰威はその場をなにかを残して立ち去って行った。
「匡灯!アレに攻撃しないとランちゃんが」
「アレは繰威の死者呪詛だ。攻撃したら呪詛が返ってくる…」
「はぁぁ!?」
「ランドウ…」
匡灯には打つ手が無かった。
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