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一方、匡灯は木陰で休んでいるあきらと白銀のところへと来た。
来た際に、白銀にどうかしたのか、と訊ねられていた。
「ランドウを助けてくれた感謝と迷惑を掛けた謝罪をしに来た」
[謝罪?]
「俺が未熟だったばかりにふたりにも迷惑を掛けた。すまなかった」
匡灯はあきらと白銀に頭を下げた。
「迷惑なんて、大丈夫すよ。頭をあげてください」
「……」
[匡灯?]
頭を下げたままの匡灯に声を掛ける白銀。
「しばらくは、ここに来ない方がいい」
「え?」
「繰威、アイツは俺の所属する組織の上層に近く、次はこれよりも状況が悪化するだろう」
匡灯は顔を上げないまま、ふたりに話していた。
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