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具合が悪いから休んでいたと白銀の獣に匡灯は聞いた。
言いたいこと、聞きたいことなどあったがあきらは半ば無理矢理にこの場を後にしアスマ達の元へと向かった。
そこで、残された獣と匡灯は会話をすることになった。
[匡灯はあきらを見てどう思う?]
「どうとは…」
[そのまま、の意味。あきらを見てどう思う?]
白銀の獣に質問をされた匡灯は首を傾げた。
質問の意図がまったく解らないからだ。
しかし解らなくとも、匡灯は口を開いた。
「あきらはあきらじゃないのか?妖が見えるがそれは俺も同じだ。なにも変わったところは無いただの子供、だと俺は思うが?」
白銀の獣が真っ青な空に月を見つけ月を眺めたから、匡灯も釣られて空を仰ぐ。
「お前はあきらをなんだと思っているんだ?」
匡灯は空から、視線を白銀の獣に移した。
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