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「──って匡、灯話聞いてた!?」
「あ?あぁ、すまない。俺よりも好きなヒトが居るから問題無いって話だろう?」
「後半の話聞いてないだろそれ!」
「?聞いていた。確か…気をつけろ、だったか?」
「聞いてないな」
「フッ。俺を心配する必要はどこにも無い。自分や好きなヒトの心配をするんだな」
「……」
匡灯は狐姿のおそ松の頭を優しく撫でた。
「それで、キツネの好きなヒトも狐なのか?」
「えっ!?」
「いや、なんとなく気になっていた。キツネも恋というものをするのだな、と」
「…匡灯?」
「俺は恋というものをした事がないから、よく解らないんだ」
と匡灯はおそ松に苦笑いを見せた。
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