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おそ松にランドウを泣かせたら攻撃をする、とは言ったが大事になるかもしれないと言われた。
「そんなことにならないようにキツネが頑張れば良いだけの話だろう」
「…うーん」
「たかが人間相手に言葉を選ぶ必要は無い。俺には嘘を吐いても構わない」
「匡灯?」
「だから、ランドウと付き合うことになったなら、ランドウを幸福にしてあげて、くれ」
「……」
「話は終わりだ。こっちを見るな」
「いや、匡灯がなんか…」
「なんだ?」
「娘を嫁に行かせるときの父親みたいで」
「喧嘩を売ってるのか?」
匡灯はどこからか短冊を出しておそ松に見せる。
「喧嘩売ってないから!それ仕舞え!」
「フンッ」
匡灯は短冊を仕舞って、ランドウとアスマに近付いた。
「ランドウ、アスマ」
「匡灯様!」
「匡灯様?どうかしましたか?」
「……なんでもない」
そう言って匡灯は、2体の頭を優しく撫でたのだった。
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