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ソラオに訊ねられた匡灯はソラオから別の方向を見ていた。
「聞いとんのか!」
「あ、ああ。この神社が前のようになればこの町に巣くう妖達も煩わしく無くなると思ってな」
「?この町の妖達は神社一つで大人しゅうなるんか?」
「少なくとも、逃げ場が出来る」
「逃げる必要なんかあらへんやろ?」
ソラオは首を傾げる。
「力無く引き寄せる体質の者には大事かと思う」
「…他人とか1番どうでも良さそうな顔して、他人思いなんやな」
「匡灯様!」
「どうした?」
アスマが、ソラオと会話していた匡灯に話し掛けてきた。
「まだ居る?」
「?」
「ちょっとだけ遊びたい!」
「…あぁ、用事も無いし好きなだけ遊んで構わないぞ」
「やった!ランドウ遊ぼ!ソラオも!」
「俺は別に」
「オニゴッコ!」
「一緒にやりましょうよ。ソラオさん」
「…俺は強いで?」
ランドウに誘われてソラオはやる気を見せた。
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