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「あらた、あらた、あらた…!」
「っ、だから締めるな、って!!」
そう言われれば余計に締めてしまう。きゅう、とアラタの声を聞く度切なくて、気持ちよくて、目尻からは涙は流れる。体重は完璧にアラタに預けっぱなし。
「あぁんっ、あ、あぁ…あらあぁ!むりぃ!!」
ほんとに、無理だ。容赦ない突き上げに俺は耐えられない。イケないのにイカそうとしてくる。無理。喘ぐのももう疲れる、その証拠に声は枯れてきた。
俺はアラタの首元に手をやって、爪を立てた。
そうすれば止まってくれるって思ったからだ。だけどそれはもちろん逆効果になって、
「…余裕だな?俺に刃向かうなんて」
「はむかっ、てな!!!は、ぁっ…!!!!」
「刃向かってんだろうよ、爪なんか立てやがって。俺だって人間だから痛いんだけど」
余裕なのはそっちだろ!
それに、お前みたいな奴は鬼畜っていうんだ!鬼だ!
心の中で必死にそう叫ぶ。でも所詮心の中だから意味はない。
しかもそう叫んでる内に、アラタはシャワーを手にとっていて、温度を確認している。止まった動きに息を整えてるとシンは、と呼びかけられる。
…ぁ、もどって、る………………
「シンはさぁ、ほんと、ドMだよな。おしおきされてるっていうのにもっとおしおきされるようなことすんだもんなぁ」
その口調に、表情に嫌な予感がする。
「こんなに腫らした状態でさ、シャワーあてられたらどうなるか、想像つくか?しかもイケない状況でさ」
「な、なに、言ってんの…」
「だぁから、ドライでイッてみようかって。あぁ、そういや前もやったことあったなぁ、イッた直後にシャワーあててさ、もう出るもんないのに目ぇ開いてイきまくったよなぁ?」
言われて、思い出す。
あの、快感は、死ぬほどだった。悲鳴みたいな声をあげて気を失った。それ以外なにも覚えてない。それくらい、強かった。
「じゃ、もっかいやってみるか」
「う、そ、やめ」
やめてと言って、
「ぁぁあああぁぁぁあっ!!!!!!」
やめてくれるアラタじゃあ、ない。
「し、んっ………!!」
俺が背中を反らせるのと同時に、アラタは腹ん中に白濁をこぼした。
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