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裏筋、
と声が落ちてくる。
それに応えるように舌を這わす。下から上に、ゆっくりと、じっくりと、アラタが感じるように。
それと同時に俺は左手を動かす。人差し指と中指でなぞり、ちゃんと触るとイッてしまいそうだけど、このもどかしいのも辛い。
「んん、ぅ………ぁむ……はっ………」
「そうそう……そうやって、一緒に、おいおい休むなよ。次はカリ、歯ぁたてんなよ…」
「ぁ…く、ぅ……ふぁ…」
言われた通りの動きをする。目尻からは何滴も何滴も、何回も何回も、涙が伝っては落ちていく。腰が痙攣して、けどそれはキモチイイからで、そんなことはとっくにわかってる。
…なんか、もう、まっしろ……
キモチイイ、ツライ、キモチイイ
その二つが、ぐるぐる回る。
「辰綺、我慢、できる、かっ?」
無理、そう答えようとして、口は塞がってるから目線で言おうと、閉じていた目を開ける。また涙が落ちてきっと目元は赤い。多分自分で言うのもなんだけど、エロい顔してると思う。
…だって、アラタ、デカくしたし…
じゃあ、と後頭部を掴まれた。
「ちょっと、予定変更。イラマ、いいか」
1度瞬きをする。そして喉の奥で頷きそれを了承する。アラタのソレに添えていた右手で左手を指して、こっちも動かしていいか聞いた。
「いいぜ、お前も、イケば?」
そう言って、次の瞬間には頭を動かされている。
「ーーーーっ!!!」
もうどうでも良くなった。バスルームに籠る熱気と狂気と情欲は、混ざりあって変な雰囲気を作る。もうあまり開けてられない眼も、痛くなった膝も、
…気持ちいいことも
どうでもよくなった。なんも考えられなくなって、思考と意識を手放しかけた時、
「だす、ぞっ……!!」
「んうぅっ…!!!はぁ、は、ぁ……!」
口の中に精液が零れた。長く開けっ放しだった口から流れ出て、同時に放った俺のと混ざる。
少し、疲れて、汚れたなというアラタの言葉に心地よさを覚えつつ。
暗闇に落ちていった。
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