アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
7-9
-
ソレを受け取ると、あぁもちろん、ともう一個渡される。
「こっちもちゃんと、ね?」
白のレースのTバック。一瞬忘れてて、改めて見るといろんな意味で破壊力が強い。
渋々受け取るとせめてもの抵抗として後ろを向いてるように言う。だって、ほら、やっぱり、恥ずかしいじゃん?
…これに比べたら可愛いもんだけど…
もう一回ちゃんとそのベビードールを見ると、うわぁ、としか言いようがない。
仕方がない、ここまできたら着るしかない、男辰綺腹くくってやるっ
□
と、意気込んだはいいものの。
「ねーぇ、もう着替え終わってるだろー?」
「う、うっさ、い!!!」
やっぱやだ!何が嫌って、もう全部!
サイズはピッタリだしちゃっかりパッド入ってるからマジで胸あるみたいだし!
TはTで尻に食い込んでキモいし窮屈だし透けてるし!
あと全体的に言ってエロすぎてないわぁって自分で言える!
「あ、なんだ、ちゃんと着てるじゃん」
っ!!!???
「ちょ、ひっつくなっ」
「やだね、うわぁ、可愛い…よく似合ってるよ」
「や、吸うなっ、てか触んなよ!」
いきなりマコトが背後から抱きついてきて、腰に手を回され布地越しに胸に触れてくる。
それが女のを揉むのと同じような手つきだったから、余計に変な感じだ。
ただでさえヘンだっていうのに。
マコトはへぇとかフゥンとか言いながら動きをやめない。
腰にあった手がだんだん下に行って、でも中心は過ぎて内腿に触れる。
「シンって足細くて白いからさ、こういう丈短いのってすごく似合うよな」
「知らな、てか、ほんと、ヘンな触り方すんなっ!」
「なんで?いいだろ?あぁ、それとも、もっとちゃんと触ってほしいのか?」
一瞬手が掠めた。いきなりのことにひくんと体が揺れる。思わず足が伸びて枕を蹴った。
さて、ここで一つ思い出してほしい。
俺はベッドヘッドの方に座っていて、枕を前にして着替えていた。
マコトはその後ろから抱きついてきた。
ということは必然的に俺たちの前は枕を見る形になる。
で、俺はカプセル型の媚薬を枕の下に隠した。それは今、蹴った枕の下に隠したはずで。
マコトからも当然見える位置で。
「…あれぇ?シン、あれは何かな?」
やってしまった……
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
68 / 85