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「ふぁ…あ、あぁっ…!!!!」
腰をくねらせることくらいしか、対処法を知らない。くにくにと指で押しつぶされたりつままれたり。だけどそれは右側だけの話。
マコトの左手は前にある。
しつこいくらい弄ってくるくせに、イきそうになるとすぐに動きを止める。そのおかげで体が跳ねて仕方がない。
…たった、まだ、5分くらいなのに…
こんなに早くイきそうになるなんてこと、ありえる?
俺は今までなかった。
「なぁシン、こっち向いてくれよ」
「やぁ、っ…あぁっ…!」
「ほら、いいからさ…」
いつの間にか向いている方向は逆になっていて、マコトはベッドヘッドに身を預けている。俺はマコトに寄りかかっているから、少し大変なんだろう。
だけどマコトは微塵も大変などという雰囲気は出さず、俺の顎をすくった。
そして昂りを触っていた手がなくなる。
「かぁわいい、そんな目で俺を見んなよ」
「見んなって、マコトが、そうしたっ、ん、だろっ」
「前にも言ったろ、俺はお前のことイジメタイの」
そう言って、頬にキスをする。それはだんだん上に行って、何回も何回も落とされた。
そして勿論最後は口。
何回目だろう、俺は意外とマコトとのキスが好きだった。
けど
「ーーーっ!!!ぁ、ちょ、んぅっ!!!」
びっくりした。だって、口移しで何か飲まされた。
その”何か”は容易に想像できる。
俺はマコトの肩を押して口を離した。意外にもすぐに離れてニヤリ、と口端を歪める。
「なに飲ませてっ!!!」
「あ?せっかくあんだから使わねぇと勿体ねぇだろうが」
「いつの間に仕込んだんだよ!」
「でこにキスしたとき。お前枕んとこに置きっぱだったからなぁ、それにピルだから片手でも余裕で1錠くらい取れるし」
まぁ要はシンが鈍いってこと、言って、抱き寄せる。
薬は効き始めた。少し布が擦れただけで腰は重くなる。
ちくしょう、これ、即効性にもほどがあるだろっ
「1回使ってみたかったんだよね、ただでさえ感じやすいシンがさ、媚薬なんて使ったらどうなんのかなって」
「このサド野郎っ」
「どうぞ、なんとでも」
さらりと素肌に触れたマコトの手は、俺の中にありえないほどの快感を、生み出した。
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