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クリスマスだし区切りもちょうどいいからシンの家で3Pしよう。
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クリスマスは、家でゆっくりするっていう予定がある。
ていうか、ゆっくりしたい。
いつだかのクリスマスのとき、客を取ろうかなと万智のバーに行ったらえらいことなった。
何って、取り合い。
自分で言うのもなんだが、俺はそこそこ人気商品だ。
要するに売れっ子。
だから特別な日に一緒にいたいって言う人は存外多かったり。
で、始まったのが俺が誰と一緒に寝るか。
まぁこれがバーの営業妨害になるくらいのおおごとに発展しまして。
全く、いい大人がガキを取り合うんじゃねぇよ。
とまぁこんなことがあってから、クリスマスは家でゆっくりする、っていうの、がデフォルト…のはず…
「来ちゃった」
「今すぐお帰りくださいつかなんで来たなんでここにいるつか帰れ!!」
ソファでゆっくり本を読んでるとチャイムが部屋に響いた。
新がなんか頼んだのかなぁとか思いつつドアを開けてみれば
…なんでお前がいるっ
いたのは、寒さで鼻と頬を真っ赤にしたマコトだった。
俺は力一杯ドアを閉めようとしたが、マコトの腕力を舐めていた。
がしっとドアを掴むとそのまま押し広げて中に入って来やがる。
「な、ほんと、まじで帰ってよ!!」
「この寒い中君は俺を外に出すのかい?酷いなぁ、それに今日くらいいいじゃないか」
「よくないっ、それに今日はアラタがっ」
「新がどうかしたの?」
「〜〜〜っ!!!何でもないっ、とにかく帰れ!!!」
「そういえばあいつの姿が見えないね。何、あいつクリスマスも研究室に缶詰なの?かーっ、可愛い恋人置いて何してんだか、あのクソバカは」
「…だぁれがクソバカだって?」
「「!!??」」
俺とマコトが玄関先で不毛な会話を繰り広げていると、そんなに広くない玄関にもう一人入って来た。
こいつもこいつでほっぺを真っ赤にして、白い息を吐きながらひたいに青筋を浮かべる。
「慎ぉ、お前なんで俺たちの愛の巣にいるわけ」
「うわ、今時そんなこと言うオヤジいたんだ」
「てめぇだけには言われたかねぇな。なんだよ、辰綺とヤりに来たわけ?」
「まぁそうだね」
「あっそ、じゃあ帰れ」
「会話の流れおかしいねっ!?」
おかしくねぇと新は呟きつつマフラーをとる。そして俺を引き寄せ、いきなり姫抱きして来た。
頭沸いてんのかこいつ。
てかなんでちゃっかりシャツん中に手ェつっこんでんだよっ
冷たいっ
「まぁでも?幼馴染だし?夕飯くらいは食わせてやらぁ」
新はそう言うとそのままリビングに向かう。
なんで姫抱きされてんのか謎で、その理由を聞こうとしたらマコトの「あ」という声にかき消された。
「俺も新もシンとセックスしたいならさ、3pすれば良くないっ?」
…………
「良くないっ」
「いいな、それ」
…………………
「はぁあああぁあぁぁっ!!!???」
「じゃあ、決まりだね」
こいつら、バカなのっ!!??
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