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いたのは、
「あんたは…」
「やぁ、こないだぶりかな?どう、楽しめた?」
「…あれをシンに送るのは解せないがいい趣味だった」
「だろう?ちなみにあれはアンブラのヤツだからね。シンには似合いだと思ったら即買いさ」
「あぁ、あのブランド。うちの担当さんが着てたなぁ」
「今度はコサベラにでもしようか?あそこのもエロいから」
笑顔でそう話す、御幸さんだった。
今日も今日とて高価そうなスーツに身を包み、手首にはロンジンの時計が。
相変わらず金持ちなこいつを見て、思わずため息がでる。
てかさぁ
…なんで男同士の会話にそんなポンポンランジェリーブランド名が出てくんの
しかも俺もそれがわかっちゃうって…
長門は隣ではてなマーク飛ばしてるし、万智は万智で苦笑いだし。ていうかこの状況、かなりカオスだな?親友に客2人に売れっ子ちゃんにその幼馴染。
…ないわぁ…
だけど、この時の俺はまさかこれ以上にカオスな状況になるなんて、思いもしてなかったんだ。
□□□□
一つ言いたいことがある。
ここは俺の家だ、俺の、くつろぐ、大切な場所だ。
なのに
なんで
「よぉこのクソ童貞、誰がうちの敷居またいでいいっつった?ここは俺と辰綺の家なんだけど」
「うるさいな、ド短小のお前に言われたくないね。それよりもあんた何で着いて来てんだ」
「いやぁ一度来てみたかったんだよね。シンの家。結構いいとこ住んでるじゃん」
「おお、前よりもの増えてる」
「久しぶりだなぁ、ねぇ、前持って来てそのままにしといちゃった服まだあるだろ?」
カオスっ!!!
え、何、俺の元旦那とセフレ2人にダチ2人?
御幸さんは早速ソファに座ってテレビつけるし
マコトは俺の部屋に行こうとするし
アラタはそれを止めようとしてランプ倒すし
長門はラック漁って
万智はキッチンでそわそわしてるしさ?
もう一回言うよ
「ここ、俺んちなのっ、黙って座ってろ飯作ってやるからっ!!!」
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