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ーーーー遠くで聞こえるチャイムの音を合図に俺はゆっくりと沈んでいた意識を浮上させる。
どうやら寝てたらしい。
あんなに寝るのに苦労したのに寝るときは一瞬だった。
なんとなく癪に触るが、寝たことによって柏葉たちの会話を聞かずに済んだのはありがたいことだ。
机に伏せたまま同じ体勢で寝たため身体中が固まって痛い。
解すようにゆっくり起き上がり体を伸ばす。
チャイムが鳴ってからそこそこ時間がたっているし、柏葉たちももう出ただろうと、顔をあげる。
ーーーーーーー視界いっぱいに広がったのはいつもの教室風景ではなかった。
目の前に居たのはもういないだろうと思ってたその人。
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