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無かったことには、しない 琥太郎side 2
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「アイツに好きだって伝えたの?」
唐突に友さんが言った。
「い、いえ、まだ、です・・」
「ふーん。アイツと恋人になりたいわけ?アンタぐらいカッコ良けりゃ、男も女も吐いて捨てる程集まりそうだけど。何で、アイツなの?やっぱ見た目か?」
「・・最初カフェで見かけた時にすごく綺麗な人だから、気になり始めました。でも、今は見た目よりも、中身が素敵だと思ってます。気遣い上手で、優しくて・・。その、知れば知るほど好きになるっていうか・・」
「わぁ、素敵ですね。」
「アイツ、そんなに楽な相手じゃねーよ。それでもいいの?」
「はい、勿論です。」
「ふーん・・・」
友さんは何か考えているようだ。
「告白するなら、手伝ってやってもいいぜ。」
彼はニヤリと笑った。
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