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第1話-12 2日目4 調教のはじまり ※
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性奴隷となる彼が警戒心を露わにしつつも大人しくなったのを見て取ったグスタは自分の拳に目をやったあと、兄ユルクの方を向く。
『兄さん、大人しくなったみたいだ。…こいつ身体鍛えてるぞ。少し力入れすぎた気がしたんだが、かえって丁度良かったみたいだ』
『ほう…。グスタ、気をつけなきゃいけないよ。力加減を間違えて使えなくなった奴隷が何人いたことか…』
『勘弁してくれ、兄さん。ほんの一握りの話だろう』
『…一握りでは足りないだろうね。それに顔は駄目だろう?初物で売り出すのだから、その時までに治る傷でないと』
『ああ…。今度から気をつけるよ、兄さん』
『その言葉もどこまで信用できたものか分からないが…。まあいい。まだ何人かこなさなければならないからね、この子を済ませてしまおう。今日はこれを入れるだけだから』
手に持った物を掲げてそう言うと、ユルクは黒目黒髪の彼を見やる。抵抗する様子はない。
目で合図するとグスタは頷き、再び彼をうつ伏せに押さえつけた。
ユルクは素早く彼のズボンと下着を脱がせると、念のためと足に拘束具をつけた。
彼は両肩をベッドに押さえ付けられ、尻だけを高く突き出す体制になる。
顔を横に向けている彼が、屈辱的な表情をしているのをみたユルクはほくそ笑む。
そのまま彼の尻たぶを掴み、ぐっと拡げた。
彼の体に力が入ったのが分かったが構わず穴を観察する。
『全く使われていないようだね。慎ましく閉じているよ』
穴に指で触れると彼はびくっとなり、流石に耐えられないのか全身を揺らす。
グスタが彼の首に手を回し、喉元にクッと軽く力を入れると彼は動きをとめた。
ユルクは、用意していた片手で持てるほどの大きさの壺に入った粘性のある液体を2本の指にたっぷりつけると、それを彼の蕾に塗り込め、その皺を丹念にのばす。
そして、1本の指の第一関節をそこにゆっくりと出し入れした。
彼は体を震わせながら、何とかといった様子で耐えている。
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