アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
会いたかった
-
11月11日。
世間ではポッキーの日とか言ってるらしい。
今日、僕は包帯が取れる日だ。
看護師「綺月くーん!
包帯取るよ!」
綺月「はい。」
パラ、と目に巻かれてた包帯が取れてく。
夕葉「大丈夫?強くない?」
藍「目、あけられる??」
ゆっくりと目を開ける。
見えたのは、色んな色のもの達。
目の前には服?を着た僕の体。
右側には何か書かれてる四角いものを
紐で壁につけた何か。
左側には4人の人がいた。
そのうちの3人は同じような服を着ていて、
『征服』ってやつってすぐ分かった。
ミサキ「綺月って綺麗な顔してるんだね、
今まで分からなかった。」
そういったのは一番右にいる髪の毛の長い人。
綺月「ミサキさん‥‥?」
ミサキ「そう!よろしくね!」
藍「うわー何か新鮮っ。
やっほーはずきくん。」
綺月「あいくん?」
藍「そそっ、何かてれるなー」
そう言って笑ったのはみんなとは違う
髪の色の人。
看護師「みんなお友達思いでいいわねぇ!
綺月くん、何か痛いところとかないかな?」
綺月「ない、です。」
看護師「よかった!
じゃあ私は行くわね。またね。」
綺月「はいっ」
そして去って行ってしまったのは
皆とは違う服の人。
「綺月、俺のこと見える?」
一番左にいた人がそう言った。
綺麗‥‥。
みんな綺麗だけれど、
その人は一番綺麗だった。
綺月「ゆう、は?」
夕葉「よかった。見えるんだね。」
今日、僕は夕葉に告白する予定だった。
でも、想像以上に綺麗な顔の夕葉を見ると、
恥ずかしくて告白何てできないかもしれない。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
44 / 45