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転入生
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授業は、いつも通り普通。
前の席の女子などは先生に隠れてこっそりと手紙を交換してた。そして、俺の斜め前の席にいる俺の幼なじみ‥‥
矢野ミサキもまた、その女子の手紙交換に混ざっていた。
その途中で、一度俺の方をちらりと見てから、
ノートをちぎりだし、何かを書いて俺に渡した。
夕葉へ。
さっき先生との会話聞いたょ〜!
放課後に佐伯くん学校案内
してあげるんでしょ??
優しいじゃん笑
女の子らしい字でそう書いてあった。
そして、その下に俺も文を書く。
そうだよ。優しいでしょ?
何なら一緒にしてくれてもいいけど?
と。
すると、その文を見たミサキは、クスッと笑い俺に紙を渡す。
夕葉へ。
ごめんね、むりむり、笑笑
私、今日リツと駅前のカフェ行ってくるんだぁ〜! 今日こそ告白する( •̀ᄇ• ́)ﻭ
‥‥あっそ。笑
特にその後返す言葉もわかんなくなって、会話を終わらせた。
告白かぁー。
そういえば俺、もう半年くらい彼女作ってねーわ。
ま、別にいらないんだけどね。
あっ、確か一昨日くらいに人生初!
男子から告白された。
多分あいつは頭がおかしい。
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