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佐伯くん
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「やばい。」
それが俺の起きてからの第一発言だった。
時刻は8時半。
どうして?アラームセットしたはずなのに。
目覚まし時計は、ベットの下に落ちており、
壊れていた。
「さいあく。」
これ貰い物なのにな。
しょうがない。明日から携帯にセットしよ。
ため息をついて、母親に頼み、遅刻するという電話をしてもらった。
学校に付いたのは9時半。
まだ授業中で、俺はカバンなどの荷物を教室の前に置いて、担任のところへ向かった。
夕葉「しつれいしまーす」
椎名先生「あら、荻原くん!
お母さんから電話もらったわよ!
お腹の具合、大丈夫??」
夕葉「大丈夫です。
授業入って大丈夫ですか?」
椎名先生「大丈夫だよ!
あ、少し、頼み事してもいいかな?」
夕葉「いいですよ。」
よかったぁ! そう言って先生は机の上から青いノートを渡してきた。
夕葉「これはなんですか?」
椎名先生「これはね、佐伯くんのノート!」
夕葉「綺月の?」
椎名先生「そう!
これを、特別クラスに持っていってくれるかな?」
夕葉「いいですよ。」
椎名先生「よかった!
佐伯君も荻原くんに届けてもらったら嬉しいと思うわ!」
夕葉「そんなことないですよ。」
そして、俺は綺月のいる特別クラスに向かった。
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