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佐伯くん
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驚いたことに、特別クラスは授業はしないらしい。
ほかの学年の人もいるから、皆自分で勉強したり、
リハビリをしたり見たいな。
リハビリつっても、
歩けない人が歩く練習をしてる的なね。
夕葉「綺月ー」
俺がそういうと、展示の練習をしてた葉月が、
勉強机から立ち上がり、俺の方に来ようとする。
でも‥‥
夕葉「綺月、それ、壁だよ。」
綺月「えっ!」
綺月の目の前には、俺じゃなく壁があった。
綺月の前に立ち俺はもう一度話しかけた。
夕葉「青いノート。
椎名先生先生から渡してって言われてきたんだ。」
綺月「そうなの?ありがとう!
でも、今って夕葉授業の時間じゃないかな‥‥?」
夕葉「今日遅刻してきちゃって、
今来たばかりなんだ。」
綺月「どこか悪いの?」
夕葉「そんなんじゃないよ。ただの寝坊。」
綺月「そっか、よかった。
ありがとう、夕葉。」
夕葉「うん。」
10時くらいに教室に戻ると、授業は終わっていて、ミサキや藍が話しかけてきた。
藍「夕葉、遅かったねぇ、
今日はおれ、早くから来てたのに。」
ミサキ「お腹痛いの!?へーき!?」
夕葉「ただの寝坊だよ、全然元気。」
藍「そんなことよりさ、
今日は5時間目保険体育の男女一緒の授業!」
夕葉「それがどうした?」
ミサキ「聞いてよ〜、夕葉ぁ、
こいつさっきからずっとこれ言ってくんの。
田村先生がそんなに好きなんだって!」
藍「馬鹿だなぁ、すきなんじゃないって。
だってさ、聞いてみろよ!」
田村先生‥‥
田村彩希先生は、
この学校の男子生徒から一番人気の先生だ。
藍「胸はでかくて足は細くて長くて
黒髪ポニーテールは腰あたりまで。
顔がとにかく綺麗で白衣が似合っていて‥‥
おれ、彩希ちゃんのために今日学校来た‥‥!!」
ミサキ「ほんと男子ってバカばっか。」
藍「お前な、名前だけは
彩希ちゃんと一緒なんだから嬉しく思えよ〜?」
ミサキ「ほんと男子って意味わかんないっ!!!」
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