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真剣勝負
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放課後、俺達は市民体育館にいた。
藍「夕葉、
足、引っ張るなよ…。」
綺月が来る前までは、いや、来た後もか‥‥
毎月1回は必ず4人である場所に向かう。
夕葉「藍こそ。
ルールは前と同じでいいよね?」
ミサキ「うんいいよ。‥‥負けないよ。」
藍「今の所このメンバーでは俺と夕葉は
3勝0敗。価値決定でしょ。」
リツ「今回は負けないぞ。」
夕葉「俺も負ける気はないよ。」
ミサキ「‥‥それじゃあ、始めようか‥‥。」
────────
ダンッダンッとボールの転がる音が鳴る。
膝を地面につけ、驚いた顔をしたそいつは、
こう言った。
ミサキ「負け、た‥‥」
藍「勝っちゃったぁ‥‥
ん?どうした女バスエースのミサキさん?」
ミサキ「このやろっ」
夕葉「しょうがないんじゃない?
ミサキは確かに上手いけど女子だし。
足を引っ張ったのはリツ。
運動神経悪すぎ。」
リツ「今日は足を怪我してて‥‥。」
藍「それ、前も言ってたよね〜
どうなの?科学研究部部長さん?」
リツ「次は勝つ。」
──────
あれから一時間くらいして、俺達は駅前のクレープ屋に来てた。
ミサキ「はぁ〜っ!おいしそ〜!!」
リツ「この新しいヤツとか上手いんじゃないか?」
藍「人気ナンバーワン‥‥。」
夕葉「そう言えば‥‥」
綺月の行ってる病院って、この近くだよな‥‥
今度行ってみよっかな‥‥
ミサキ「どうかしたー?」
夕葉「いや、何でもないよ。」
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