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想われ続けた思い
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「え、あ…ちょ、ま…入れちゃ…あぁッ⁉」
「ごめん……痛かった?」
「アッ…ん…だいじょ、ぶ…ふ、ぁあ…」
いきなり挿れられ、顔にキスの雨が降る
気持ちよすぎて腰が浮く
そして、ゆっくり悠は腰を動かした
「あっ、アッ…うあぁ…だ、め…ぇ……!そこ、だめ…んあ…ッ‼」
「ここ、気持ち?」
「ひゃッ⁉んぁあ…そこ、きもち……アッ…んぅっ」
イイトコを攻められて涙が出る
キスをされ舌を絡められて息ができなくて苦しいのに…苦しいのに、気持ちい……
舌熱い……悠のものも中も全部熱い…
「んぅ…はぁ…ふ…んんっ……はぁ、はぁ…」
「……葵…………………」
「ッ、ふぁあ……やぁ…耳、だめ…ぇ………」
「ほんと、耳弱いよね……今、締まった」
耳の中を犯され、体が反応してしまう
「〜〜〜〜ッ…んぁっ⁉ふか…ぃ…」
「すっごい、締め付けてくる……気持ち」
ゆっくり抜いてゆっくり奥深くまで挿れられる
やば……イキそう……
「ゆ、う…俺、もぉ……イク…ッ」
「ん、イッていいよ」
「あぁッ‼ま、って…そんな、激しくッ…したら…アッ…あっ…はぁッ……あぁぁぁぁあッ‼」
「んッ…俺もイク……くっ……」
一気に激しくされ、俺はイッた
「…はぁ…はぁ……ん、ふっ…んぅ……」
「…………ん…はぁ」
深く口づけされ、口内をゆっくりじっくり味わうように犯される
体がだんだんダルくなっていく
瞼もだんだん重くなる
「……ん……さむ、い…」
「…おいで」
悠は俺の隣に寝て、俺は悠の方に体を向け擦り寄った
ぎゅっと抱きしめられ、俺も抱きしめ返す
暖かい……
俺はすぐに意識を手放した
「…………んぅ……」
ゆっくりと重い瞼を開ける
少し顔を上げると悠の寝顔があった
ほんと、イケメンだな……羨ましいくらいだよ……
喉、乾いたな……
重い体を起こし、キッチンへと向かう
冷蔵庫からお茶を取りコップに注ぐ
腰痛いな……
自分が服を着てないことに気づいて、悠のスウェットを勝手に借りて着た
時間を見るともう昼過ぎだった
今日は学校休むかな
窓の外を見るとぱらぱらと雨が降っていた
それをボーッと眺めていた
スマホを手に取り、メッセージなどを確認する
「……起きてたんだ」
声のする方を見るとまだ体は横になったまま顔だけをこちらに向けていた
「おはよ」
俺はゆっくりとベッドに腰掛けた
「ん…おはよ」
「……ん?…どしたの?」
「んー……なんでもない」
「んっ……ふふ…くすぐったいよ」
悠は体を起こし後ろから抱きしめられ、お腹に腕を回される
そして、後ろから頬に触れるだけのキスをされる
なんだか幸せすぎて怖い
こんなに幸せでいいのかな…
俺は少し不安に思いながら悠との時間を過ごした
それから何週間か経ち、期末テストも無事に終わった
そろそろクラスマッチという行事が始まろうとしていた
「葵ぃ〜」
「ん?…うわっ…」
「葵って、ちっせぇよな」
「絋が大きいだけでしょ」
いきなり、絋が後ろから抱きついてきた
「あのさ…」
「……どしたの?」
「……やっぱ今度でいーや!」
「…そっか」
真剣な表情だった
なんとなく絋が何を言おうとしているのかわかる……
けど、俺は気づかないフリをした
俺は…ずるい
自分が傷つかずに済むようにしている
でも、どうしようもできない……俺は絋の気持ちに応えられないから……
「葵、帰ろ〜」
朔がどこかから帰ってきた
「うん……じゃあ、絋また明日」
「おう、また明日な!」
「またな〜」
それぞれに挨拶を交して俺と朔は教室を出た
家までお互い無言だった
朔には伝わってるみたいだった
なんとなくそう思う
家に着き、部屋に入ったと同時に俺は朔から抱きしめられた
「なんて顔してんだよ…ばーか」
「ッ……どんな、顔…してた?」
「酷い顔」
「……俺、最低…なんだ……ッ」
「…ん」
「ぅ……ふ…うぅ……グズッ…」
絋のこと、好きだよ
……けど…それ以上に悠が好き
絋の辛そうな顔何回も見た
無理に元気に振る舞う絋も何回も見てきた
……俺にはどうすることもできない
あのとき、俺は絋と付き合わないほうがよかったのかな…
気づかないフリするなんて無理だ……
だって、あんな顔……見たくない……胸が苦しくなる…
どうしたら……いいのかな
次の日
俺は放課後、絋呼び出された
「……話って…?」
「ごめんな!最近、どうも諦めがつかなくてさ……だから、もう一回振ってくれね?」
「…ッ…………わかった」
「葵は、気にしなくていいから…な?」
ニヒッと絋は笑う
それを余計に俺の胸を苦しく締め付ける
「………俺、は……悠のことが好きだから…絋の気持ちには応えられない……ごめんなさい…」
「……………ありがとな…」
「…………じゃあ、先に帰るね…」
「おう…また明日な!」
俺は振り向かずに歩いた
振り向いたらだめだっと自分に言い聞かせた
校門のところで朔が待っていてくれた
「…帰るぞ」
「……うん」
家に帰るとあいたちが遊びに来ていた
けど、朔が気を遣ってくれたのか樹や咲羅たちはあいと朔が二人で下でめんどうを見ていてくれた
部屋にひとりでいることが怖かった
真っ暗で……俺以外誰もいない
…悠に……会いたい……
「………会いたいよぉ……ぅっ…」
会いに行けば会える
……でも……なんだか、怖い…
俺は目を閉じた
布団を被り、静かに眠りについた
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