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初めてのサボり
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……………腰が…痛い……
座ってるだけでも痛い……
………それに寒い……
風呂に入り、俺は悠の服を借りた……けど…悠と俺との身長差があって下は履かなくてもいいくらい長い……
…下はパンツだけだ……
体育座りをして足を服の中に入れる
後ろを向くと悠が手際よくご飯を作っていた
…………そういえば……今日、学校だった………
「…はい、できたよ」
目の前のテーブルにご飯が運ばれてきた
「…ありがと……いただきます………」
……相変わらずうまい………
『おはようございます。6時になりました、おはちゃんの時間です!いや〜最近寒くなってきましたね〜………』
テレビから明るい口調が聞こえてくる
……今、6時だったんだ…
「……ごちそうさま………ふ、あ〜……」
「あとから洗うから置いてていいよ」
「…ん……わかった…」
シンクの中に食器を置いた
ご飯を食べたせいか眠くなってあくびが出る
……やばい…ちょっと眠くなってきた………
そういえば……昨日家に連絡入れてなかった………
バッグの中からスマホを探し、メールなどを確認すると母さんや朔斗からいっぱいメールがきていた………やばいな………
母さんと朔斗に連絡を入れる
…………これでよし……
「……ごちそうさま…」
悠はそう言って、自分の食器を持ってリビングへ行った
ジャーっと水道の音が聞こえたと思ったら、すぐに音は消え悠がこちらに歩いてきた
俺の隣に座り、空になっていたコップにお茶を注いだ
「…ありがと……」
「…ん……」
悠と体が密着してて触れている部分が暖かい………
………なんだか……眠くなってきた…………
「…葵、眠い?」
「…………ん………」
「寝てていいよ……疲れたでしょ…」
悠に頭を撫でられ、気持よくて悠に寄りかかった
いつの間にか寝ていた
「おやすみ……」
悠は俺の髪にキスをした
「…………んぅ……」
少しずつ目が覚めていった
ふと、思い出した
…………そういえば……学校…サボっちゃったな………
時計を見ると夕方の4時前だった
……ちょっと顔を上げると悠の寝顔があった
……………好き……なのかな………
ボーッと悠の顔を眺めた
……けど、所詮…悠にとっては遊び……なんだよな…
ぎゅっと悠に抱きつく
ふわっと悠の香りがして心地いい………
「……そんなに抱きつかなくてもどこにも行かないよ」
頭を撫でられ、悠が起きたことに気づく
「……い、いつから起きて………」
「んー?……葵が抱きついてきたくらいから」
「なんで、言わないの……」
「ふっ…かわいかったから」
「………嬉しくないし……」
「顔赤いけど?」
悠はクスクス笑いながら言う
「……そろそろ4時か…夜なに食べたい?」
「……鍋、食べたい………」
「じゃ、鍋食べような」
「…んっ……」
…なんか嬉しくて思わず頬が緩む……
「……ッ………」
「……ん、んっ……!?」
いきなり顔を上に向かされキスをされる
「んぅ……んっ…ふ、ぁあ……」
キスはどんどん深くなっていき、悠の舌が入ってくる
「ぁんっ…はぁ…んん…やぁ…ッ…」
「っん…はぁ……」
「んっ……ゆ…ぅ………」
「もっかい、シよっか」
そう言って、悠は妖艶に微笑んだ
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