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子守り
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「なるほどね〜とりあえず、その中学の同級生3人を絞めようか。あと田村ってやつも」
「…あい落ち着いて……」
もう顔が本気だった…
あれは、へたすると殺っちゃう勢いの顔だよ…
一応あいだって女の子なんだから……もう少しおしとやかに…
「で、今はその絋?ってやつと付き合ってるの?」
「……う、うん…」
「でも、葵は悠って人のこと好きなんでしょ?」
「……好きだよ…けど、もういい」
「葵がいいって言うならいいけど…ちゃんと気持ち伝えないと後悔するよ?」
「……………」
…わかってる……ちゃんと気持ちも伝えようと思ってた…
けど……
「…葵は、よく頑張ったよ?えらいえらい」
あいは、俺の頭を優しく撫でてくれた
子供に言うように俺を褒めた
なんか……情けない…
「また、なんかあったらいつでも話し聞くから…ね?」
「うん、ありがと」
「いつでも葵の味方だからね」
「心強いよ」
「でしょ〜♪」
あいに話せてよかったな……
「俺も風呂入ってくるね」
「ほ〜い、いってら」
俺は部屋から出て、風呂場に行った
朔斗は風呂から上がってるみたいでいなかった
「…さて、朔斗くんの方もやばいかもな〜」
俺が部屋を出てから、あいがそんなことを呟いていたのを俺知らなかった
風呂から上ってリビングに行くと父さんも帰ってきていた
そして、みんなで夕食を食べる
久しぶりにこんな大人数で食べるな〜
賑やかでとても楽しかった
「孝太郎、今日は泊まっていくんでしょ?」
「うん、久しぶりにお邪魔するよ」
「あまり飲み過ぎないでよ〜?」
母さんと孝太郎くんはそんな会話をしていた
明日は土曜日だし、今日は母さんたち飲むだろうな
母さんと父さん、それから孝太郎くんたちはとっても仲がいい
母さんと孝太郎くんが仲がいいからか、4人ともこうやってたまに集まることがある
「「ごちそうさま」」
「ごちそーさまでした!」
「ごちそーさまでしたっ!」
「ごちそうさまでした!」
咲羅の真似をするように樹めっちゃかわいい…
「葵ちゃん、朔ちゃん、咲羅ちゃんと樹くんのことよろしくね」
「「はーい」」
「いつ見ても葵くんと朔くんかわいいしかっこいいわね〜」
「ほんと、双子は大きくなってもかわいいな〜」
愛梨ちゃんと孝太郎くんは俺たちを見てそんなことを呟いていた
……うん、聞こえてるからなんか恥ずかしい…
母さんたちが俺たちの話をし始めたから、俺の部屋に向かった
「さくら、家族ごっこしたい!」
「いいね〜!…じゃあ、みんなでしよっか!」
「うん!」
咲羅とあいは楽しそうに話していた
「あーくん、さくらのだんなさん!」
「えー、咲羅の旦那さんは俺じゃないのー?」
「今日はあーくん!」
「朔斗振られてる〜」
あいは朔斗をからかうと朔斗もそれにノッて落ち込んでいるような仕草をした
咲羅は楽しそうに俺の膝の上に座っている
「いっくんは?いっくんはー?」
「いっくんはさくらの赤ちゃん!」
「いっくん、赤ちゃんいや!」
「赤ちゃん!」
「いーやー!」
「あ、ほら喧嘩しちゃダメだよ……樹おいで」
樹は俺のところへ来て、俺は樹を抱きかかえた
「よしよし」
「さくら、悪くないもん…」
「ん、咲羅は悪くないけど、樹が嫌がることを無理にしてっていうのはあーくんだめだと思うな」
「……うん…」
「おっ、咲羅はいい子だね。えらいえらい」
「うん!」
咲羅の頭を撫でると咲羅も抱きついてきた
「葵、モテモテ〜♪」
「なんで葵ばっかモテんの〜」
「もう、冷やかしはいいから…」
……てか、
「樹、寝てる……」
「ん?…どれどれ………うわ…ほんとだ、寝てる」
「樹はいつも寝るの早いからね」
「朔、樹持って」
「ん、りょーかい…よっと」
朔斗に樹を持ってもらい、樹をそのままベッドに寝かせた
俺もベッドに座っていたから床に移動して座る
「……咲羅も眠い?」
「…んぅ……」
「葵って保育士とかにいそうだよね〜!」
「あーわかる。葵よく子供から好かれるよな」
「朔だって、子供から好かれるじゃん」
「葵には負ける」
3人で話していると、咲羅は完璧に寝てしまっていた
「咲羅も寝ちゃったね」
「どーする、俺たちも寝る?」
「え〜私もっと3人で話したい〜」
「…明日休みだし、いいんじゃない?」
「そうだな」
「やった〜♪ たくさんBLの話しましょうね♡」
「「………」」
それから、俺たちは色々話してあいが寝て俺と朔斗も眠りについた
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