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声、で… きっくん×FB
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FBside
声が出ない。
そんなイタズラを、きっくんに仕掛けた。
ちょっと軽い気持ちで。
最初は「イタズラだよばーか!」なんて言って
笑い話にするつもりだった。
そのまま演技を続けてたら
本当に声が出なくなってしまった。
今日、ネタを明かすつもりだった。
実況撮るから、嘘でした!って。
きっくんの家に来て
「おはよー」って言おうとしたら、出なかった
喉が痛くて、口をぱくぱくしてるだけ。
冗談が本当になってしまった。どうしよう
昔にも1回、こういう事があった。
小学校の頃の話だけど。
普通に起きて、普通に登校して。
でも友達に「おはよ!」って声が出なかった
そんとき、どうやって治したのかな
お薬で治したのかな。
もう何十年も前の事だから覚えてないわ
き「おーい、えふびー?早く入れよーw」
「……!」
そうだ、声でなかったな。
咄嗟に返事しようとしてた…
でも、どうしよう、動画撮るために来たのに
タネを明かしに来たのに
喋れないんじゃどうしよもない
き「ね、珈琲飲む?」
「っ、!」
取り敢えず頷いといた
紙に書く、表情、頷き、携帯、
伝える手段なんてこんなもんだし
頑張って声を出そうとすると
喉が痛い。ぎゅっと痛くなる。苦しい
昔から持ってた喘息みたいに苦しい
き「どーぞ!はい、紙ね」
紙にありがとう、と書いた。
きっくんとえおえおは珈琲を入れるのが上手い
とってもおいしい。
き「いえいえ、あ!そう言えばさぁ
最近寝不足なんだよね、一緒に寝よ?」
《いいけどさ!寝るつもりならなんで珈琲を
飲ませたw》
と書いた。
本当に、何故飲ませた?カフェインだぞ?w
き「あ、確かにwwwww」
きっくんらしいな!俺も釣られて笑うけど
笑い声は出ない。
き「んー、えふびー、ひーまーだーよー」
《んなこと言われても…(;´・ω・)》
顔文字も書いてやる。こっちの方が伝わるし
き「声、早く治してよー?みんな心配してるし、早くFBの喘ぎ声聞きたいよー」
《な、なな、なにいってんのきっくん!!》
自分でもわかる、顔赤い。暑いもん
き「あはは、顔真っ赤…っぷ…はは!」
《むー、笑わないでよきっくん…
寝るんでしょ?おふとんいこ?》
き「そーだな!ん!」
俺の手を引っ張って布団まで行くきっくん
なんかかっこよく見える…
いやいつもかっこいいんだけど
なんか…違うかっこよさ。
ぼふっとお布団に入る。
ああ、おふとん好きだわぁ
き「布団あったけーな!」
「っ、ー!」
き「おう、いいぞ。これでいい?」
「……っ…!」
き「めっちゃ気持ちよさそw」
なんか紙なくても伝わるようになったわ。
ぎゅーして。いい!きもちいい。って言ったんだけど…なぜ分かったし
んん、きっくんに好きって伝えたいよ…
それに実況も撮りたいし、心配してくれてる人達に大丈夫だよ!って報告したい…
今日だって生放送あったのに…
き「FB、何考えてるのー?」
「ー、ー!」
き「FB、好き。FBは?」
「っ!っー!!…!///」
き「そっか、喉にキスしてあげる…っん」
「っ?……っ、!///」
き「早く声が出るように、ね。おやすみFB」
「っ……ー!!」
声は出せないけど、伝わるみたいだからいいや
はー、ねむい…早く声出したいわ…
…、?おと、すふ…んー。
うっすらと目を開ける。
きっくんのギターの音がする。弾いてたんだ…
近くで聞きたいな…ベットから降りて
ギターの音がする方へ歩く
この部屋で弾いてるんだ。
いつもこのギターに助けられてきた
きっくんが苦手っていう#も弾いてもらったし
やっぱりいい音だなぁ。
きっくんギター弾くとかっこよくなるよね
キリッとした顔するからドキッとする。
き「うぉっ、居たのか…びっくりした」
「、…!」
俺もびっくりした!目をつぶって聞いてたから
き「ギター、聞いてたの?w」
「っ、がっこ、よがっだよ!!っ、こえ…!?」
き「FB、声出るように…!!」
「こえ、でだ…!でもこの声じゃ、まだ…」
き「良かった、出て…心配、したんだから、な!」
「えへへ…けど、じっぎょうはまだごんどね…」
き「だなー!あ、Twitterと2人に報告しなよ」
「そうだね…しなきゃっ!あ、きっくん!」
「だ、だーいすき!!心配かけてごめんね!///」
き「俺も好きだよ。心配はもっとかけていいぞw」
えへへ、声出るようになって嬉しい!
きっくんに好きって言えるし。
もうこんなイタズラ絶対しない!!
ーendー
私も一回声が出ない人の真似をしてたら
一瞬本当な出なかったことがあります。
そもそも生活で母以外に話す人いないので
話さな過ぎて出なくなりそう( ´・ω・`)
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