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猫拾った レトルト×キヨ
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レトルトside
「またなー!!」
牛「おう!ばいばーい!」
「今日コナンやるから帰らんと!」
さっきうっしーとバイバイした。
めっちゃ遊んでたらいつの間にか8時半なんで
いやー、猫カフェとか行ってきたり。
今日やんのって、京都のやつなんよ!
うっしー、意外と猫に懐かれてたなぁw
あの白猫のミミちゃん可愛かったわー
「っ、にゃ…?」
ん?今猫の声しいひんかった?
んー?周り見渡しても
猫耳生えた男の子しか…って猫耳ぃ!?
「ど、どうしたん?お母さんとかは…?」
雨降ってんのに、Tシャツに短パンて
風邪引いちゃうやん。と、取り敢えず…
「これ、着ときや。えっと、傘あげよか?」
「にゃ、近寄るな…っにゃ!!」
「痛っ、えと…猫なんやったら飼い主は?」
「捨てられたから、いない。」
「……家、来るか?そんな雨ん中居たら
風邪引いちゃうやん、な?」
「知らない人、信用出来にゃい。
俺、前の飼い主に、殴られてた、から…!」
「大丈夫やで、俺はそんなことせえへん!
猫大好きやし!あ、名前あるん?」
「前の名前、たくや、だった
けど、もう、たくやじゃ、ない。」
「そっか…名前付けてもいい?
京都、きょうと、きょ、キヨ!!
あー、ダサかったかな!?」
「きよ、いい名前、気に入った…!」
「…そう?なら良かったわぁ…」
「えと、飼い主様の、名前は?
ぅ、あと、お腹空いた…!」
「俺の名前は、レトルト、やで!
レト って気軽に呼んでいいで。
家に牛乳あったはず……家に帰ろうや」
んー、吸う力あるんか…?
家に姉さんが置いていった哺乳瓶あるやけど
それに、いつ捨てられたのかな。
その間何食ってたんやろうな?
んー、温かいミルクから段々とフードにして…
「あのさ、いつ捨てられたんや?」
キ「えと…ふゆ?に捨てられたみたい」
えと、冬ってことは、12とかか。
寒い中そのカッコでか!?
前の飼い主さん酷いことするんやなぁ
「ご飯とか、食べてたんか?」
キ「いや、近くの公園にある水、飲んでた」
「よくそれで生きてたな……」
キ「え、ん、んー?」
「ね、俺の指、吸ってみてくれる?
吸引力で確かめるからさ」
キ「……んー…っ!ぷは、!」
「あんま無いな…あ、これ飲んでくれる?」
キ「ん、っぐ、!」
んー、飲むの大変そうか。
じゃ哺乳瓶決定やな。
「飲むの大変?」
キ「ぐ、っん!けっこー、じかん、かかる!」
「そっか。ここ俺んちね。
ミルク温めてくっから、テレビみて待っててや」
ミルク温めるの久しぶりだわ
昔に赤ちゃん預かった時以来やな!
んー、これくらいでいいよな?
「キヨー!これミルクな!飲んで飲んで!
美味しくなかったら言ってや!」
キ「ん、いただきますっ!」
勢い良く飲むなぁ…
てか猫耳すげぇ……
まじで生えてるやん、尻尾もふわふわやし。
んー、お風呂入らなきゃやな
服も汚れちゃってるし…
「キヨ、お風呂とかって平気?」
キ「?おふろってなにそれ!!」
「こっちおいで。入ろう!」
うわ、キヨめっちゃほっそい…
ガリガリだなぁ…ちゃんと平均的に育てよう。
「これ、お湯って言うんやで。
目瞑っててくれるか?」
ぎゅー!って目を瞑ってるの可愛いんやけど
あ、そう言えば寝る所無いやん
俺の寝てるベッド、ダブルだから大丈夫かな…
キ「にゃ、レトしゃ、ねむくなってきたぁ」
「ん、俺と一緒に寝よか。」
キ「んにゃー!寝るにゃ……」
「キヨ、おやすみなさいっ」
ーーーーーーーー
「って事あったよな、覚えてるやろ?」
キ「え、んな事あったっけ?」
「覚えてるくせに。耳ぴょこぴょこしてるやんw」
キ「っ〜……にゃ、ぎゅーして…」
「ん、キヨはさ…飼い主が俺で良いと思う?
悪いと思う?ちゃんとキヨの飼い主出来てる?」
キ「出来てるにゃ、てかレトさんじゃないと
俺多分死んでたと思うにゃ」
「そっか、良かった!あ、そろそろ寝よか」
キ「にゃーっ!!」
あれから10年かぁ…早いなぁ
10年前なんてまだ信用してなくて
腕や手、顔とか血だらけになった事もあったし
キヨの爪痛いんやって…今はしなくなったけど
キヨの事、これからも飼うで?
捨てたりせえへん!!
ーendー
リクエストのレトキヨです!!
久しぶりにレトルト書きました!!
やっぱり口調難しいですね…
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