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僕の中では
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気付かない間に寝てたみたいで起きた頃はもう、
カーテンの隙間から陽が射していた。
でも隣に温もりはなくて。
起きて早々出るため息。
悠乃『はぁ… 』
部屋を出てリビングに行くと、テーブルの上には置き手紙があった。
【悪い、少し問題が発生して行かなきゃ行けなくなった。起きたら食えよ。】
その隣には朝食。
ご飯が胃に入らない僕のことを考えてか、
兎リンゴだけ置いてあった。
悠乃『いいお嫁さんになりそう…』
美味しいけど、寂しいが勝つ。
少し啓司に電話をかけてみる。
Prrrr,prrrrピッ
?「もしもーし。」
あれ、啓司じゃない。
悠乃「晟良さん?」
そう、啓司のスマホにかけたけど出たのは晟良さん
晟良「そうだよー、あ、啓司は今戦闘中ブッフォww」
悠乃「頭大丈夫?どこで誰と??」
晟良「ひどいなーw
駅裏でカルマと。」
カルマ、これは族名。
それも悪事しか働かない悪目立ちの。
心配…
晟良「んな心配することじゃないよ?
アイツだって総長なんだから。」
でも、
悠乃「僕には総長の前に啓司なんだ。」
晟良「そこまで言うなら行ってみれば?」
悠乃「ん。」
ピッ
パーカーを羽織駅裏に向かった。
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