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とうとう
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カランカラン…
誰だろうと思い振り返ると、
啓司『ッ、悠乃…だよな? 』
悠乃『おかえりぃ』
晟良『おかえり。』
啓司『お前眼…やっぱそれが本物だったんだな』
悠乃『え?』
啓司『カラコンなのはずっと分かってた。』
悠乃『そっかぁ』
晟良『それより"総長"復帰するやつがいる。』
啓司『復帰…?もしかしてっ』
復帰という意味は理解してないが勘づいた啓司。
悠乃『初めましてぇ、新しく副総長を務めさせていただきます。』
啓司『復帰って…?』
晟良『こいつは俺が現役だった時の右腕だ。』
そう、ずっと晟良さんのそばに置いてもらっていた
自分でもそこそこ強いと思うし、色々な事をたくさん手伝ってきたり任されたりもした。
啓司『あの、噂の…?』
世代交代と共に消えた冷たい薔薇と呼ばれた紅蓮の総長の右腕。
要するに、冷酷で触れたら怪我をするということ。
そんな覚えはないけど、な。
悠乃『でも僕は、あんな噂のような生き方した覚えはない。』
噂通りのやつなのかと思われて少し悲しかったから強めに言ってしまった。
啓司『ごめん。』
悠乃『とりあえず、これからは僕が啓司の右腕になる。たくさん使ってね?啓司"さん''。』
啓司『ッさんなんてつけるな。』
悠乃『えー、とりあえず座ろうよw』
ずっと立ちっぱなしで話をしていた。
恐る恐る僕の横に座る啓司。
ただただ静かに見守る晟良さん。
やっぱり大人だなぁ…
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