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八つ当たりの手合わせ
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そんなことを思っている矢先に…
瑶『悠乃に啓司さんが嫉妬するわけねぇだろ。』
少し口を尖らせていう瑶。
悠乃『…別にそんなの知ってるし。』
その瑶の発言に何も言ってこない啓司にも腹立った
何も言わないって事は肯定してるってこと?
そう考えると何故か悲しくなって、
悠乃『リーちゃん先輩、ごめん。
はるちゃん、ちょっとおいで?』
やる気満々の莉音には悪いが瑶を呼んだ。
瑶『なっ、なんだよ』
莉音『馬鹿だなー、ハルは。』
悠乃『僕と手合わせしよーよ。』
瑶『お、俺が?』
悠乃『うん、はるちゃんからおいでよ。』
その言葉を合図に、手合わせが始まったが…
走ってきた瑶を一瞬で避け、瑶の後方に周り首に手を回して喉で寸止めする。
瑶の息を呑む音が聞こえた。
そして瑶以外の誰にも聞こえないような声で、
悠乃『自分の言動には気をつけろ。
じゃないとそろそろガチで泣くよ?』
と言い、八つ当たりをした。
瑶『ッ…俺だって!!』
悠乃『?』
瑶『…何でもねーよ。』
悠乃『そう?』
その後瑶から離れて、道場から出る。
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