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開けて
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1人自分の家のお部屋に引きこもってる時、
コンコンっ
悠乃『…。』
啓司『なぁ、悠乃?』
扉の向こうから聞こえた声は啓司だった。
悠乃『…。』
啓司『さっきは傷付けてごめんな?』
何しに来たんだ。
啓司『俺さ、お前との関係が知りたかったんだ。』
僕だって知りたいよ。
悠乃『…。』
啓司『いや…お前は俺と、どんな関係になりたいのか知りたいんだ。』
聞いてどうするの?
啓司『俺は、さ…恥ずくて和紗さんとかに恋人とか無いっすよって否定したけどな?
だけど本当は… 。』
え?恥しくて…?
本当は…?
啓司『扉開けて』
どうしようかすごく迷った。
開けてもいいのだろうか。
こんな顔見せてもいいのか?
啓司『頼む…悠乃』
根気負けして開けてしまった。
啓司『っ…泣かしてごめん。』
悠乃『…顔見ないで。』
啓司『俺、好きなやつがいるって話してただろ?』
なんて言われるのだろうか。
怖い。
啓司『それ、お前のことだから。』
悠乃『へ…??』
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