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俺、関係ないし・・・
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「んぁぁぁぁ!もう無理だろ?」
もうこの数学の教科書日本語に見えない。
「あー、ハイハイ。じゃあ気分展開に英語ね。」
桐島自室で勉強中な感じですが。
「Maria give her book.SVOでわけて?」
「・・・日本語でおk。」
全く進んでません。
数学、英語、は2大わからん教科だからわかるわけないよね。
「だぁ、考えたらお腹空いた。なんか入ってたかな。」
「いや、全然やってないけど。」
なんて、桐山言葉は聞こえないふりして自分のカバンを漁る。すると思いもよらぬものが出てきた。
「あれ何でゲームカセットなんか入ってんだ。『ドキドキ学園ライフ!?』ん?どこかで見た気が・・・あっ。」
すっかり忘れてた。てか、カセットなんて、あったんだ。
証拠のようなものが出できたが、このゲームの中に入ってるのかもしれないなんて、桐山に言えるわけないし今は何の用もないな。
ともう一度カバンに仕舞おうとすると何も言われずただカセットが何者かによってひったくられる。犯人なんてこの部屋に二人しかいないのだからわかりきっているのだけど。
「ちょっ桐山お前何すんだよ。」
「あっいやーごめん。何となく?」
俺に聞かれても困るのだが。
「なに、もしかしてそれ気になってたゲームとか?」
「そっそうそう、そうなんだよなー、ちょっと気になっててさ。」
こいつ絶対嘘ついてる…
「ふーん。ま、いいやあげるよ。」
そもそも俺のでもないけどね。
「おっおぉサンキューな、うん。」
言語と挙動がめちゃくちゃ怪しいが俺の知ったこっちゃ無い。
「ちょっと待ってろよ。」
そう言うと何故か桐山はそのゲームを持ったまま部屋から出ていく。
あのゲーム何かあるのだろうか?持ってかれて興味が出るなんてなんとも悲しい人の性だけど、ここは俺には関係ないと割り切る。
そもそも関係あったとしても親友ポジだし?結果関係ないもん。関係ないと言うか関わりたくない。
何でって?聞かれた時に俺がモテないからって言う理由じゃ無いような気がするのは何なんだろか。
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