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――ピピピピ
朝になったら、いつもどおりの時間に鳴る、目覚まし時計の音が聞える。
その音で目を覚ました僕は、手を伸ばし、鳴り続けてるそれを止める。
そして、ベッドから身体を起こし、いつも通り朝食を取る為に下へ向かう。
「あ、おはよう。優ったら、昨日はお風呂でいきなりのぼせるから、ビックリしたわよ」
下へ降りると、直ぐにお母さんに出会って、そんな事を言われる。
昨日? あ……そういえば僕、お風呂に入ってから記憶が無い。
「今日、学校行ける?」
心配そうなお母さんに、僕は急いで答えた。
「えっ? う、うん。大丈夫」
本当は、行きたくなかった。
でも、お母さんにこれ以上心配はかけたくないから。
仕方なく僕は、学校へ行く事にした。
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