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さっきまで怒ってたはずの瀬戸君はというと、何故か今は笑いながら筒井君と喋ってる。
と、いう事は……瀬戸君が怒ってたのは、僕に……なのかな?
なんでさっき怒らなかったのか、分からないけど……きっと、筒井君が居る前で怒れなかったんじゃないかな。
そう思う事で納得した僕は、黒板の日付を変えた後、いつもの様に自分の席で本を読み出した。
そうしてるうちに暫く経つと、クラスの人達が登校してきて、教室が賑わってきた。
その後もちょっとだけ、瀬戸君の方を見てみたけど、別に怒ってる様子じゃなかった。
ホッとしたけど……今度、いつ瀬戸君に怒られるんだろうって思うと、ちょっと心配になってしまった。
授業が始まった後も、その事ばかり気になって、怒られたらなんて謝ろうかって考えてたら……ほとんど授業の内容に集中出来なかった。
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