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「……どうしたんだ、優? 赤い顔して……熱でもあるのか??」
「えっ? ううん。べ、別に……なんでもない」
うわ~! 恥ずかしい!!
葎っちゃんが目の前に居るのに……。
僕ってば、なんで昼の事を思い出して、赤くなっちゃうの?!
「あ、そうそう。さっきの話の続きだけどさ……何で瀬戸が、優と食べる事になったんだ?」
あれ? 葎ちゃん、瀬戸君の事、知ってるのかな?
さっき、難しそうな顔してたのって、顔が思い浮かばないからじゃなかったんだ。
「……うーん、分かんない。何か、勉強教えて欲しいとかって言われて……」
そうだった。お昼は瀬戸君が僕に勉強を教えて欲しいからって言われて、一緒に食べる事になったんだった。
けど、その後……そんな教える時間もなくて、結局勉強せずに終わっちゃったんだよね……。
瀬戸君、聞きたい所あったのかも知れないのに……大丈夫だったかな?
「ふぅ~ん。ま、それだったらいいけどな。でも優、瀬戸には気をつけろよ?」
やっぱり葎ちゃん、瀬戸君の事知ってるんだ。
でも何で知ってるの?
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