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「そんな事言っちゃって! 聞かなくても見れば分かるって。まぁ、お幸せに~」
「うっせーな! お前ら、人の事ばっか気にしてないで、自分の事ちゃんとしろよっ!」
「ねぇ蛍太、早く帰ろう?」
「えっ? あぁ……そうだな……」
その後、二人は教室を出て行ってしまった。
そっか……そうなんだ。
瀬戸君は恵美さんと前に付き合ってて、また付き合いだしたんだ……。
どうしてか分からないけど、そう思った瞬間、胸がギュッと締め付けられて苦しくなった。
やっぱり、風邪でも引いたのかな?
そう思った僕は、何も考えない様にして、鞄に荷物を入れると、家まで走って帰った。
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