アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
89.※
-
「何を言うかと思えば…」
「だって…っあ!」
「俺はナズの言葉を信じるよ。誰が何と言ってもナズを最後まで信じるからさ」
真面目な話をしているのに、僕の性器を緩く擦るものだから声が我慢出来なかった。
けれど、文句は出て来ない。だって、何があっても信じると言ってくれたから…。
信じられる価値がないと思っていた僕を信用すると言ってくれたから…十分過ぎるぐらいの言葉だ。
さっきは不安から涙を零したのに、今は嬉しさから涙が滲む。
堪らず僕は、キョウ君の首に腕を回して抱き締めた。
それを当たり前のように抱き留めて、ポンポンと背中を叩かれた。
「うぅ、好きっ、大好きっ」
「ナズは泣き虫だね。それとも、今まで泣ける場所がなかったのかな?」
「っ泣き虫なのは、キョウ君の、前だけもんっ」
「…"もん"とか可愛すぎなんですけど」
どこか苦笑い気味にそう言うキョウ君にギュッと効果音が付きそうなくらい抱き締める。
けれど、自分がどんな格好をしていたのか忘れていた僕にキョウ君は嬉しそうに言った。
「…所でナズ、もう限界を迎えそうなんですけど」
「へっ…あっ!」
「あーくそ、先に1回イかそう思ったけど…計画変更」
言葉だけなら苦しそうだと思えるけど、声のトーンと表情を見ると楽しそうとしか言えない。
抱き着いているからか、僕のモノとキョウ君のモノが触れ合って…キョウ君のが勃ち上がってること分かる。
同じ男として、ここで寸止めを食らうのは辛いと分かっている。
「キョウ、君?え、ひっ!?」
「一緒に気持ちよくなろうな、ナズ」
何をするかと様子を伺っていたら、徐ろに浴衣の帯を解き前を開けると、下着に手を掛けて何の躊躇いもなく下ろした。
当たり前だけど、そうすればキョウ君の性器が目に入るのだが…身長もあるからか、いままで見た人の中で断トツに大きかった。
それに驚いて変な声を出した僕を気にも留めず、お互いのモノを合わせた。
「キョ、キョウ君!…っあぁ!なに、コレっ」
「っはぁ、気持ちいい、でしょ?」
「だ、ダメっ!ひっ、あぁ!きもち、いいっ」
人の手の体温とはまた違う温もり…感じたことがない温もりに乱れる。
グチュグチュと水音が響くのと比例して、僕の喘ぎ声が大胆になる。
「やぁ!っあ、もう…イクっ!」
「ん、俺も…限界…ナズも一緒に握って」
シーツを掴んでいた手を取られて2人のモノを握り込ませられ、その上からキョウ君の手に包まれた。
本能のままに手を上下に動かして、気持ちよさを促す。堪えきれない声の中に、小さくキョウ君の声も聞こえることも快楽に堕ちるための要素でもあった。
「ふぁ、あっ、い、くっ…っあぁぁ…っ」
「はっ、くっ!」
手の中でドクドクと脈打った次の瞬間、2つのモノから白濁が飛び出た。
そして、2人の出した白いモノが僕のお腹から胸の間で混ざり合った。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
90 / 233