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狂った愛
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ねぇ、兄さん。
貴方は知っていますか?
僕が貴方への愛で狂ってること。
「僕色に染めてあげるよ、兄さん…。」
「ほんまキモいって。死んで。」
あははっ!なんてツンデレなんだっ!僕の可愛い兄さん。
いつでも毒舌な僕の兄、『多麻来 時晴(タマライ トキハル)』。
こんなに可愛い人がこの世にいていいのだろうか。
否、いていいのだ。
でも、僕以外を見ることは許さないよ。
僕以外、他の奴は話すのもダメ。
嗚呼、兄さん。
もうずっとこの家で兄さんに足枷と首輪と手錠を着けて、閉じ込めていたいよ。
「そういえば兄さん、このネックレス。前欲しがってたよね?あげるよ、バイト代出たから。」
ふふっ、兄さんの事はすべて知ってるんだから、ね?
「えっ!?でも、俺は、べ、別にそんなん欲しがってないし…っ!まぁ、お前が付けへんくてしゃーなしでもらっちゃるならええけどなっ!?」
「うんうん。そうなんだよね〜。僕、こんなのつけないのに買っちゃってさ〜。じゃあ貰ってくれる?」
「ほ、ほんまにしゃーなしやでっ!?……でも、ありがと…(ボソッ)」
「ん?なんか言った?」
「〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!なんもゆってへんわ!」
ふふっ、聞き逃す訳ないけどね。
やーっぱうちの兄さんは世界で1番可愛いなぁ〜
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