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予定時刻五分前に着いて、着替える。
まだ制服のままだったから、動きやすいグレーのTシャツ・黒の半ズボンに。
着替えた後、館内へ入る。
館内でやっているのは一対一の組手。
引っ切り無しにやっていて、誰も入ってきたことに気付いてなかった。
…声かけないと。
丁度、組手し終わっていた和真に近寄り、声をかける。
和真は神無月の幹部。大体、3番目に強いかな。
「…やろ、和真」
「うわっ!?…いきなり声掛けないでってなんかいいわせるんスか!
…っあと、上目遣いやめてくださいってば…!」
…そういえば、そうだったけ?
上目遣いと言われても仕方ないじゃん。
和真は185㎝、僕は155㎝…なんでこんなに成長しないんだか。
真っ赤になって怒ってくる和真にいつものことじゃんと思いながらも、適当に返事した。
「おい!今から若の相手だぁ!止めっ!」
『ヘイっ!!』
和真が叫ぶだけで一気に静寂に包まれた。
…今日は何人にしようか。
とりあえず、10人?
今日の調子はどうかな…
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